
赤盤と同じく2010年12月24日発売の「BLACK BOX」に収録され、2011年1月28日に単体化されたベストアルバム。萌えボーカルとメタルサウンドを融合させた、いわゆる「萌えメタル」の原点となる楽曲群から選ばれた点は赤盤と共通するが、青盤は「Distorted Pain」「CHAIN」「斬撃よ!唸れ!咆哮の如く!」「Sudden Death R99」「櫻舞う」など、より疾走感やヘヴィネスを前面に出した楽曲を中心にまとめられているのが特徴とされる。全14曲を収録し、赤盤とあわせて聴くことで結成初期のバンドが持っていた音楽的な振れ幅——ポップな萌えソングから激烈なメタルまで——を俯瞰できる構成になっている。赤盤・青盤という色分けは、単なるパッケージ上のギミックにとどまらず、それぞれの選曲コンセプトの違いを視覚的に示す役割も果たしており、以降の「電気式音楽集」「華憐的音楽集」という2系統のベストアルバムシリーズの原型ともなった。この2系統の並走は「II」「III」とナンバリングを重ねながら2019年発売のVIOLET BOX収録分まで続くことになり、青盤はその出発点として位置づけられる。